花嫁の髪型・顔型とティアラのベストバランス|ティアラ選びの黄金ルール

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TIARA

プリンセスは何歳になっても女の子の憧れの的。 
王室や、絵本、映画の中のプリンセスが身にまとう、 光輝く宝石やドレスには女性らしい華やかさがあり、 人々の目を惹き付けます。
ロマンティックな気分になりたい。 一生に一度のステージは、憧れのプリンセスに。最もスタンダードに、かつ個性的に輝きたい。 という方には、プリンセスタイプのティアラがオススメです。プリンセスティアラの特徴は、高さと、全体的なボリューム感。 優しく丸みを帯びたカーブ。クリスタルやパールを、贅沢に多く使用し存在感があります。目立つアイテムだけにデザインや着ける人のセンスがハッキリと現れます。
大きめのゴージャスさは、少し派手な気もしてしまいますが、 ドレスと合わせると、気品と自信があふれる花嫁姿に。

CROWN

クラウンは、太陽=コロナを語源とする「王冠」のこと。 360度全体に装飾が施されています。
中世、ヨーロッパでは、王国貴族が、 自らの身分や権威・栄誉を強調、正統性への敬意を表すものでした。 王室のクラウンなど、伝統的なものは、 デザイン的にも、精神性や意味性を示すシンボリックなものが多く、 クラウンと同デザインが、シンボルマークや空間装飾の一部としても採用されています。 結婚式で花嫁が身につけるものは、 直径が5cmから12cm位のコロンとした円型のものです。 小さめの可愛らしいデザインのクラウン・ティアラは、愛らしい雰囲気に。

また、フランスでは、宝飾品を後世へ受け継ぐ習慣がポピュラーです。 新生児の御祝いや誕生日、記念日、人生の節目に、クラウンやティアラを 家族の財産として贈り、長年大切にされていきます。

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CHARACTER

カチューシャタイプのティアラは、ギリシャ神話の女神達が着けていたリーフバンドから、 着想を得て、発展してきたと思われます。 最近では、パーティシーンや海外セレブのヘアスタイルでも、 ラインストーンをふんだんに使ったラグジュアリーなカチューシャやヘアバンドが人気。 ティアラも基本的は同じです。 シャネルやドルチェ&ガッバーナ等の コレクションでも取り入れらており、 スタイリッシュでモードな雰囲気を演出できるのも特徴。シンプルなものから、ビジューのついた華やかなアイテムまで様々な種類があります。 ただ、カチューシャやヘアバンドが日常的アイテムであるがゆえに、 晴れやかな式の場では、特別感をプラス演出しましょう。 ドレスの装飾や、式のテーマに合わせ、統一感を出す。 目を惹くポイントを加え、自分だけのオリジナリティを表現。

唯一無二の結婚式を印象付けるティアラヘアスタイル

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    気品漂う王道ティアラヘア 大きめの華やかなティアラを 大人っぽく見せる、正統派スタイル。 前髪はややタイトぎみにコンパクトにまとめて。 シニヨンはティアラのサイズに合わせて。 先端の毛先を逃がして面をきれいにつくりすぎないのが、 今っぽさのポイントです。

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    ナチュラル感重視のスイートなティアラヘア サイドをねじって留めて、 うなじのところで結んだままに。変形のまとめスタイル。 前髪も自然な感じに仕上げ、 ティアラをカチューシャのように。 ガーデンウエディングやリゾートウェディングな気分。

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    大人の華やかさクラシカルなティアラヘア 毛束の自然な流れを活かす 大人っぽいティアラスタイル。 正面からコンパクトにまとめて見せて。 毛束を細かく取りながらピンを留めて ナチュラルな表情を作ります。 後頭部のシニヨンも、毛先を逃がして自然なイメージに。

顔の形とティアラの嬉しいバランス

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    丸顔 ふっくらしていて優しくキュートな印象を与える丸顔タイプの人。 丸顔タイプの方は高さのあるティアラで縦のラインを強調。すっきりバランスに。 大きめに束ねた髪を高い位置に作る等、少し高さのあるティアラがおすすめです。

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    面長 ふっくらし細長くシャープな印象を与える面長タイプの人。 面長タイプの方は低めのティアラがおすすめです。頭のラインに沿った カチューシャタイプのティアラで横のラインを強調すると、クール&キュートな印象に。

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    卵顔 本当に卵のようなきれいなフェイスラインが特徴の卵顔タイプの人。 ラインの美しさとやわらかな印象を活かす、低めのティアラで、 横幅がジャストなティアラがおすすめです。

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    小顔 顔の幅に合ったティアラがおすすめ。小さなティアラをちょこんと載せると、顔が 大きく見えてしまうことも。思い切った大きめのティアラは小顔効果があります。 鏡の前だと少し不安ですが、遠くから見ると良いバランスに。

ティアラの歴史・由来・価値

世界のプリンセスがこだわるティアラ

ロイヤルウエディングの象徴的アイテムとも言える“ティアラ”。
歴史的にみても、世界のプリンセスやセレブ達は、 “ティアラ”にこだわってきました。
いつの時代も女性たちの憧れです。
それは、その美しさと高貴さだけではなく、
ティアラに込められた、ロマンティックな 世界で一つだけの物語にも魅了されるから。
結い上げた髪の上で燦然と輝く宝石の髪飾りは、
時を越えて、持ち主の存在感、愛や心、 らしさの輝きそのものを語り続けます。

本物のティアラ世界のプリンセスがこだわる”ティアラ”。 グレース・ケリーの心の輝き。

製作に2年を費やしたとされる、 モナコ公妃、グレース・ケリーのオリジナルティアラ。 妹のカロリーヌ王女の結婚式で身につけるためにオーダー。 伝説の女優でもあり、世界中から愛されたグレース・ケリー。 優しさ・礼儀・美・敬愛・花を大切にされておられました。 ペア・シェイプ(洋梨形)、ナヴェット(船形)、 サキュラー(円形)・カットの ダイヤモンドを縦のエレメントに組んだデザイン。 洗練されたシンプルなティアラでありながら、 様々なカットの光が、デザイン全体にリズムを与え、 観る角度によって、表情を変えます。 自然と人を愛し、知的で、慎ましく、思いやりに溢れた、 グレース・ケリーのお人柄そのものの様な表現です。

時代を超えて継がれてゆく、 キャサリン妃の結婚式のティアラ。

記憶に新しいイギリス・ウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式。
世界中が見守った晴れの日。ティアラを着けた未来の王妃は、優美に優しく輝いておられました。 このティアラは、光りの輪(Halo)をイメージしており 〈ハロー・ティアラ)と称されています。 七百三十九個のブリリアンカットのダイヤモンドと、 百四十九個のバゲットカットのダイヤモンドが燦然と光りを放ちます。 センターにセットされた大粒のダイヤモンドをはさみこむように、 両サイドに、スクロール(渦巻き模様)が徐々に並んでゆくデザイン。 きれいなカーブを描いたノーブルな雰囲気。表現の繊細さと大らかさが、 キャサリン妃の自然な笑顔と気品をさらに印象づけていました。
この〈ハローティアラ〉は、ジョージ六世の妃エリザベス、 現女王エリザベス二世、その妹マーガレット王女、娘のアン王女から、 キャサリン妃へ受け継がれた由緒あるティアラです。

”永遠の約束”を意味するティアラ

古来より星空は神々がいる聖なる場所だと
考えられてきました。
だからこそ、人々は、重大な決断は、 星の下で誓い合ってきました。
愛を誓うのも美しき神々の光の下で。
時代は流れ、それが室内での儀式に変化、
天井で輝くシャンデリアを星空に見立てるようになったといいます。
やがてその輝きは、花嫁の頭上へ。
ティアラの誕生です。
ティアラを頭に載せることで、 星空の神々から祝福と繁栄が授けられ、
永遠の愛を誓うという意味が込められています。

”永遠の約束”を意味するティアラ